2012年5月24日 (木)

5/21/2012 金環日食天体ショー

The moon eclipsed the sun.
Musashino-city, Tokyo, Japan

FaceBook に載せたがなんか写真が小さいのでこちらに掲載した。_web


    「PICOフィリピン英会話研修センター」をよろしく!

http://www.picojapan.com 
センターの考え方を知ってください。

http://www.facebook.com/PICOPhilippines
教育現場と生活現場がわかります。

http://www.pico-net.jp/tyoiyomi/7085/28059/
パンフレット電子版


2012年4月21日 (土)

ホセ・リサール (José Rizal) 最後の訣別 (Mi Ultimo Adios)

久しぶりにマニラのイントラムロスに行った。そこにはリサール記念館(?)がある。
フィリピンに行けばほとんどこの名前にぶち当たるので覚えておいた方が良い。
そこでいつも気にしていたのだが「最後の訣別」という詩の日本訳がある。
単純に言えば獄中でメモって妹に託した「辞世の詩」である。

今回はそれを写真に撮ってテキストにした。
ほとんど日本では見かけない詩だし、ニュアンスが違う翻訳もある。
ちなみにそこはフラッシュを焚かなければ写真OKだ。

リサールは今でもフィリピン人にとっての最高の英雄である。
彼は1896年12/30 占領者スペイン軍」によって銃殺刑となった
35歳の生涯であった。

Lizal

「ミ・ウルティモ・アディオス」(Mi Ultimo Adios)
最後の訣別 

                       ホセ・リサール/1896
                       翻訳 加瀬 正治郎

さようなら なつかしい祖国よ 大陽に抱かれた地よ
夏の海の真珠 失われたエデンの園よ!
いまわたしは喜んできみに捧げよう この衰えた生命の最もよいものを
いや 生命そのものをささげよう
さらに栄光と生気と祝福が待っているなら 何を惜しむことがあろう

戦場にあって はげしい闘いのさなかにあって
人々は生命をささげたのだ ためらい まどうこともなく
そこがいかなるところでも ―糸杉 月桂樹 白百合の生うるところ
断頭台も広野原も 格闘も殉教の苦しみも
それらはみな同じもの われらの家と祖国にささげられたもの

暁の光をのぞみ見て 私はいま死んでゆくのだ
ほのぐらい夜をつきぬけ 昼の光へ導くために
紅の色が乏しければ私の生命の血で染めよ
なつかしい祖国のために私の血はみな注ぎつくそう
黎明の光を鮮血の色に染めるため

私は夢みた はじめて生命のひらかれたとき
私は夢みた 若き日の希望に胸の高鳴ったとき
おお 東の海の宝石よ きみの晴れやかな顔をみる日を
憂愁と悲しみよりとき放たれて
きみの顔にかげはなく きみの眼に涙のない日を

わが生涯の夢 わたしの中の燃ゆるねがいよ
すべて来れ! いま魂はとび去ろうとして叫ぶのだ
すべて来れ! そしてきみたちが消えゆくことは美しい
きみたちは消えてゆくことに憧れているにちがいない
そしてきみたちの永遠の永い夜の胸にいだかれてねむれ

いつの日か わたしの墓の上の草むらに
きみが一輪の花の咲いているのを見つけたら
唇におしあて私の魂に口づけしてくれ
地下の冷い私の額は
きみのやさしさ きみの暖かい呼吸の力を感じよう

柔かな月の光を私の上に注がしめよ
暁のきらめく光を私の上に輝かしめよ
悲しい風の嘆きのうたを私の上にうたわしめよ
私の墓の十字架の上に一羽の小鳥のくるのを見たら
平和のうたをうたわしめよ

大陽をして空に水蒸気を立上らしめよ
そして清らかな天に向かって私の反抗を立上らしめよ
だれか心やさしい人あらば 私の非業の運命を嘆いてくれ
そしてしずかな夕ぐれに祈りをあげてくれ
おお わが祖国よ 私が神に抱かれて休らうことのできるよう

不運の死をとげたすべての人のために祈ってくれ
かぎりない苦難をうけたあらゆる人のために祈ってくれ
不遇の悲しみに泣いた母たちのために
夫を失い 妻を失った人たちのために 拷問の試練にあう囚人のために
そしてまた救いをうるであろうきみたちのために

暗い夜のとばりが墓苑をつつむころ
死者のみひとりめざめているとき
私の休息 ふかい神秘を敗らないでくれ
そうすればきみはきっと悲しいうたの反響をきくだろう
それは私なのだ おお わが祖国よ きみにささげる私の歌なのだ

十字架も墓標もきえ去って
私の墓も忘れられるとき
鋤でならし 掘り返すにまかせよ
私の骨はふきちらされて消え去るまえに
きみの地上にしきつめられるだろう

そして忘却は 私を気にもとめないだろう
きみの谷間と平野の上を私がすぎゆくとき
きみの土地と大気を鼓動させ 清めながら
色彩と光 うたとなげきとともに私はゆく
私の抱いている忠誠をいつもくり返しながら

わが憧れの祖国よ おまえの悲しみが私の心を悲しませるのだ
愛するフィリピンよ きけ 私の最後の別れの挨拶を!
私はすべてをきみにささげる 両親も血族も友人も
私は圧制者の前にひざまづく奴隷のいないところにゆくのだ
そこでは信仰の名によって人を殺すこともなく 神がつねに高きところに

私の心から引きはなされたきみたち皆よ さようなら
家から引きはなされた幼なじみの友たちよ
私は感謝しよう ものうい日々から免れたことを!
さようなら 私の道をてらしてくれたやさしいひとよ
すべての愛するものたちよ さようなら! 死の休息が待っているのだ!



2012年3月11日 (日)

Just one year ago /ちょうど1年前

ちょうど1年前の14時46分頃、私は英会話学校へと歩いていました(東京)。
そして大きな地震を経験しました。
その時、東日本では地震と津波によってたくさんの人命が失われました。
死者・行方不明は20,000人になりました。
悲しさ一杯です。
改めて、亡くなった人々に哀悼の意を表します。

I was exactly walking to the English language school at 14:46 one year ago. (Tokyo).
Then, I experienced a big earthquake.
At that time, many lives were lost in East Japan due to the earthquake and the tsunami.
The death toll, missing are 20,000 people.
It is terribly sad.
Once again, I express the thought of condolence to the dead people.


2012年2月20日 (月)

目まい and 過呼吸症候群

朝、起きようとしたら視界が定まらず、目まいとそれに伴う嘔吐感があって完全に動けない。
で、目は一切開けられずに救急車で病院へ。 恥ずかしいという心の余裕もなく運ばれていった。
その病院ではああだこうだと担架移動が多くて嘔吐感は激しい。
しかも満床なのでなんとか自宅に帰してしまおうとする意図なのか体の休みを充分にくれない。

対処が適正であったかどうかはわからないが、嘔吐感のために口で大きく深呼吸していたためか、その途上で過呼吸症候群に遭遇。
これは、医師会のウェブによると「呼吸が速く浅くなって、空気を吸い込みすぎる状態になり、血液中の二酸化炭素が少なくなって起こります。呼吸をしているのに空気が吸い込めないと感じて、「このまま死ぬのでは…」といった恐怖にかられます。」 というものらしい。

AKB48の何人かが過呼吸症候群で倒れたというが、・・・・・ワッチも彼女らの仲間になった(心地よい笑)。

・・・ということはおいて・・・本当に呼吸できない、というか「空気を吸う」行為を辞めたら死ぬと思えてどうにもならん。
もともと健康な体なので呼吸だけで止まりそうになると体は暴れる・・・ということで多くの看護師さんに迷惑をかけた。

これって初めての経験・・・。
結論を言うと「パソコンに入りすぎ」「聖徳太子並のたくさんの仕事を抱えない」「あせるな!」こんなところが注意点か?


2012年1月 5日 (木)

前金でのトラブル(フィリピン編) 終わりは遠い・・・終章

あぁ、また事態が動いた・・・・
もうめんどくさいことになったので、まとめることにしよう。

---序章

(1)ある女性が友人の紹介で家具製造を20万円で委託した。
(2)急ぐなら前金でといわれて全部払ったけど、3万円分ぐらいしか納品されないでお金はだまし取られた。
(3)怒った女性は、ポリスAに訴えた。その顛末を知る目撃者は10名程度いてポリスAも味方してくれた。
(4)弁護士Aに依頼して詐欺として裁判にすることにした。
(5)弁護士Aは、目撃者が多いしなにも心配はいらない、もし期日までに払わなかったら裁判にする。
(6)案の定、家具屋はお金を返さなかった。

---さてここからがフィリピン人らしい様相に変化する。

(7)ここで登場するポリスBは、彼女に脅迫した。
 「彼のバイクを押さえて返さなかったのは略奪犯罪だ。裁判にかけるぞ」!!
(8)恐くなって弁護士Aに相談したら、弁護士は「負けるわけ無いから大丈夫」と言った。
(9)しかし、本当に「略奪」で裁判となった・・・。 
(10)しかし弁護士Aは動かない・・・要するに彼は何も仕事していなかった・・。

---さて、わからなくなったからここで関係図を暴露する

詐欺者の家具製造者は金を返すどころかポリスBを買収し「バイク略奪」犯罪として女性を脅した。
その担当弁護士も彼らとつるんでいて、さらに彼女側の弁護士Aとも裏では仲が良かった。
要するに、彼女はバイク略奪の罪を本当に着せられそうになったわけだ。
この時点では法的関係でだれも味方がいなかったということになる。・・・・・
そして、最初の20万円横領事件は影が薄くなってしまった・・・。

---金によって正義はつくられるのか?

(10)思わぬ不利と犯罪者の濡れ衣を着せられそうになった彼女は泣いた・・・・。
しかし、ここで知人の紹介で別の弁護士Bに出会い、弁護を依頼した。
(11)そして裁判・・・・ 買収されていない弁護士Bの出廷は敵側にパンチを与えた。
彼らは弁護士Aが出てくると思っていた。そしたら彼らの思うとおりになったはずだ。
・・・ これで相手側の無理矢理な正義創造は当面挫折し、ショックを受けて裁判は預かりとなった。

---さて、その後は? 逆転はまたあるのか? 20万円の行方はいずこに?
---しかし、この話疲れたな・・・・(笑)
---とりあえず終章とするが、結末があったら報告することにしよう。


2012年1月 2日 (月)

あっ、新年だ・・。

新年になった・・。
年末が忙しいのでお正月はぱったり倒れて何の予定も考えられない。

本当に昨年は歴史的な年になった。この天災、この人災は忘れられないだろう。
日本人がこの経験をモノにして自分たちの将来を設計したらすごくよい日本が生まれるだろうが・・・・もう忘れはじめている日本の政治がある。
・・・どうでも良いから「原発の時代」を終わらせよう。
ワッチ自身は年だからどうでも良いと考える傾向がなくはないが・・・・子供たち、青年たちの未来がないのは、あまりにもかわいそうだ。

個人的には死にそうなほど忙しくなりそうだ。
斜陽な印刷業を新しい業態へと変革する難行をこなさなければならないし、・・・・日本とフィリピンをピョンピョン行ったり来たりするだろうし・・・。

あっ、堅いし、暗いなぁ・・この新年のブログ。
まっ、いいか・・・。


2011年12月 9日 (金)

前金でのトラブル(フィリピン編) 続

◎予感したとおり、正義は勝たず事態は悪い方向へ進むのがフィリピンらしい・・(笑)。
相談した弁護士はBから受け取った小切手が不渡りなら即裁判にかけると明言。
そして後日、予感どおりに銀行から不渡り通知が来た。

◎しかし! ここで、B業者から心付けをゲットしたと思われる(推定)ポリスが新登場。

Aに「バイクを差し押さえたのは略奪だ。逆に裁判で大枚のお金をを払うことになるから、この事件を諦めろ・・・」ときた。窮鼠猫を噛む報復のはじまりは、警官の買収だった(笑)。
フィリピンでは貧乏人はお金持ちからお金をふんだくってもあまり問題視されないことがまかり通る。
だから、今回のように安易な前払いは危険だし、たまにお金持ちの日本人をだまそうとする。
人間は本来平等であるべきというのが根拠だろうが・・・・よくわからん・・・。

◎マニラという首都は地方の人々が仕事を求めて集まってくる場所でもある。しかしマニラとて仕事があるわけではない・・・だから、スラムが生まれ、また色々な犯罪が生まれてくる。でも考えてみれば日本のような猟奇的殺人事件はほとんど無く、お金や恋人、政治を巡る事件が圧倒的に多いと思われる。要するに貧困、愛、権力の問題が最前線の都市だ。

◎Aの弁護士は「絶対に勝てる事件だから心配いらん!」と言ったが・・・・
裁判は、
(イ)屁理屈から生まれた「バイク略奪事件」
(ロ)許せない「金銭詐欺」
という2重の裁判の予感が・・・?
単純な前金詐欺事件がこう複雑化して根本問題があいまいになるのがフィリピン???

・・・・・・・ますます混迷する詐欺事件・・・また報告を待つ。


2011年11月22日 (火)

前金でのトラブル(フィリピン編)

◎あるフィリピン人Aが色々の家具をB業者に発注した。納入を急いだ(A)はその代金20万円を全額を払ってしまった。というのはB業者は信頼できる人の紹介だったからだ。納入場所はフィリピンでは最高級警備と広い邸宅で有名な指折りのビレッジだ。
20万円というのはフィリピン人の普通サラリーマンの月収から言うと5-7か月分に相当するだろう。・・・しかし、その後、家具は安い幾つかの家具しか納入されなかった。
最終期限の日、オートバイでビレッジに訪ねてきたBは「ミラー一枚」を持ってきて後は待ってくれと行った。納入された家具の合計はせいぜい3万円だし、明らかに引き延ばし→うやむや作戦だ。

◎怒ったAは、まずあなたを信頼するためにIDナンバー、或いは免許証を見せろと言った(フィリピン人はみんなIDナンバーを持っている)。しかし持っていない・・・免許証はこのビレッジに入るときにガードマンに預けるので、Aは警備事務所に連絡して見せてくれと言った。しかしなんとBは警備をすり抜けていたのである。
今度は最高級警備をほこる警備事務所があせって駆けつけてきた。そしてオートバイを没収の上、ビレッジの近くの警官待機所(交番)に連れて行った。

◎Aは色々な人に連絡した。地域ではボスと言われる老人、ママ、Bの紹介者夫婦、同級生・・・Aの味方は7人となった。その上、警官はAのクラスメートだった。それに警備会社のスタッフだからBはケチョンケチョンにされた・・・と思う。

◎そこでの警官の結論は、バイクは没収(預かり)で、期限付きでAの損害金17万円払わなければ返さないし、もし払わなければさらなる罰を足して裁判所に上げるということになった。

◎さてさて・・・この結末はいかに??? 報告がくるのを待とう・・・。
でもAには「とにかく報復等に気をつけなさい」と助言した。 窮鼠猫を噛む、というから・・・・。
しかし、「前金」はフィリピンではまずかったな~。


2011年10月10日 (月)

フィリピンで英会話訓練センター開設! 来てね!(その1) 

なんと書き込みは11か月ぶりなのか?
Twitterの手軽さもあって文章を書くことをネグっている・・・。
まずいな~。

実はここではじめて発表することがある。
1年間、じっくりと育ててきた思いが具体的に進み始めた。

それは日本の成人対象にフィリピンで実践英会話トレーニングセンターを開設することだ。
初級からビジネス実践英会話までフォローする。

日本での会社:PICOJapan(10月に改称登記)・英会話教室運営
フィリピンでの会社:イニシャルでPICOを目指して会社登記申請中。

研修場所:研修場所:安全なメトロマニラの振興ビジネス地域/アラバン(マドリガル)
宿泊場所:屈指の安全エリアである、アヤラ財閥が建設した住宅エリアのアラバンヴィレッジ(Ayala Alabang Village)
研修費用:目標50000円(空港到着での送迎からはじまり、生活費等一切の経費を含む)
その他  :SSP等官庁への申告費用等個別別途経費もある。

すでに場所は確保し、現在は内装関係に入っている。
また日本での英会話教師、現地での英会話教師ともども日本に集まり、カリキュラムを練っている。
絶対に会話力向上を保証できるように「上昇スパイラル(螺旋状に向上する)」システムを開発した。
そして、やっと広告宣伝・訓練生募集の算段に入ってきた。
実際の運営は来年だが、年内に試運転はする。

まあ、手短に概要を書き込んだが、
そこで!
最初の企画! フィリピンに来てください。その後は一切無料で研修します。
で、その内容はちょっと練ってから近日中に発表!!


2010年12月14日 (火)

久しぶりにフィリピンの話を一つ(笑)

フィリピン国民の85%位はキリスト教徒(カトリック教)であるという。
 もともとフィリピンではイスラム教の方が早く普及したのだが、1520年、マゼラン率いるスペイン探検隊が上陸し、以来スペイン遠征隊(レガスピ)により植民地化しキリスト教の支配になった。その後スペインはアメリカにお金でフィリピンを売ってしまった(金で売ったというのはホント!)が、それでもアジアでは唯一のカトリック教国として今がある。
 キリスト教徒とは、嘘つかない、敬虔な心、おとなしいイメージだ。もちろん、例えばセックス等に関しても厳格な規律を持っている。十字を切ることで自分の心の敬虔さも自覚すると言うことか? ・・・実はよく知らないのだがあくまでもイメージとしてはこんなもんだろう(汗)。
 これまでは、フィリピンとカトリック教という組み合わせはどうもしっくり来なかった。人は良くて、明るくて、家族を大事にして、たとえ貧乏でもさらに貧乏な人がいたら助けてあげる相互扶助の精神は凄い。それが行きすぎて、貧乏人はお金持ちからお金や食物をもらうのは当然だという心がたまに事件を引き起こすが・・・そんなこととキリスト教徒のイメージとはつながらない。

 でも、最近このあたりの事情がわかった気がした。元祖ローマ・キリスト教徒がそのままフィリピンに布教されているわけではなく、フィリピン化したキリスト教でもあるんだと言うことだ。言いかえればフィリピン人がキリスト教をフィリピン教にしてしまったと言うことかもしれない。
 日本で働くあるフィリピン女性Aが他のフィリピン女性Bとケンカして絶交状態となった。それと関係があるかなしや、間もなくしてそのAさんの顔から体にかけて発疹が出た。気候変化、熱射病とかの環境、仕事がうまくいかないストレスとかも重なってであろう。
 しかしAさんは、フィリピン家族(ビコール地方)に連絡してBの「呪詛/じゅそ」(呪い)によるものかもしれないので祈祷師に除霊してくれと連絡したという。
 おいおい、今は平城京の時代かえ? 君はキリスト教徒では無いのかい?・・
 しかし、Aは「呪詛っていうのはホントよ!」と恐怖顔で言う・・・。
 実はこの呪術とキリスト教とは立派に共存していたのだ。確かに日曜日には教会に行くし、洗礼も受けるし、キリスト教儀式に則った村祭り(フィエスタ)にも参加する。でも感謝、懺悔(ざんげ)、謝罪、許し・・・と同時に、人々の土着生活から生まれた原始宗教と言われる民衆宗教も生きていた。

 幼きイエズス=サント・ニーニョ(イエスさまの幼い時の像)はセブ地方から広まった人気の「聖人」だが、雨の神、いくさの守護神・・・等々として生活上の実用神となっている。聖人とは「魔術の神さま」だな、きっと。そして民衆は自然の恵みと災いのなかで、この魔術師・聖人に感謝し、また願いを聞いてもらおうとする。雨を降らせてくれないと聖人像を川に漬けて脅すという凄いことをする地方もあるそうだ。牧師が儀式として認めている行事と、牧師が苦虫を噛みながら黙認せざるを得ない民衆行事とが混在してフィリピンのカトリック教は普及しているということだ。
 そう思ったら、やっとキリスト教とフィリピンが近くなり、いろいろな行事見物も面白く見えてきた。(笑)


2010年12月 5日 (日)

日本の風景

「美しき天然」という歌の2番

  春は 桜の   あや衣
  秋は もみじの 唐錦(からにしき)
  夏は 涼しき  月の絹
  冬は 真白き  雪の布
  見よや人々 美しき この天然の 織物を
  手際 見事に 織りたもう 神のたくみの 尊しや

「秋」を表現した「もみじの唐錦」は日本の紅葉を見事に織物として表現し、日本風景の奥深さを感じさせてくれる。

今年は、11月1日~3日に那須から福島へとドライブし紅葉に遭遇している。

しかし、残念ながら目的の「磐梯吾妻スカイライン」はもう積雪で雪支度した車しか入れなかった。とはいうもののそこに至る山道でも充分に紅葉を楽しむことが出来た。

このときばかりは「日本って良い国だな~」と思う。深緑、黄色、オレンジ、赤、そして褐色の寂(さび)が織りなす風景・・・・。 ついでに旅館から見える風景で虹をみた。万歳!

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虹(貼り合わせ写真)  拡大!ね。

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以下の写真は、大陽が出ている日に、会社の窓に貼り付けて撮った「高尾山」(11月28日)の落ち葉。陽の光が色を鮮やかにしてくれているが、窓ガラスは汚れている(笑)。Web_dsc00342

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さようなら「秋」

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落ち葉の中で拾ったこれって何? (5.5×3.0㎝)という大きくて固い丈夫な袋だ・・。Web_dsc00364

といわけで、調べたらなんと褐色の蛾(クスサン)のマユ(繭)のぬけがらだ。蛾の大きさはなんと14~15㎝というでかさになるという。中が見えている繭なので別名「透かし俵」というが、6月中下旬に作られ晩夏から秋にかけて羽化する(正確には知らない・・・)。ともあれ、蛾は好きじゃないけど俵の中でもがいている姿は見てみたい(笑)。


2010年11月26日 (金)

「ラオラオ」は飲んべえの敵

ラオスの酒「ラオラオ」は飲んべえの敵だ!

日本風に言うと米焼酎なのだが、45度もあるくせに、口にすんなりと入ってしまい、実にうまい。だからつい飲み過ぎてしまう。

昔、この酒で前後不覚になったので以来、避けていたのだが、吉祥寺「ランサーン」(ラオス・タイ料理)に一緒に食事に行った輩がオーダーしてしまった。 で、久しぶりに飲んだ。ヤバイかも・・・と、思いつつ・・・おいしいからね・・・。

ははっ、案の定ワッチは馬鹿になった。・・ 次のお店に飲みに行くときにはランサーンに自分のショルダーバッグを忘れていって、お店のボスが吉祥寺のお店を廻って届けてくれた。

今日の朝、2日酔いもなく頭はすっきりしていたが・・・当分はまたラオラオとはおさらばじゃ!

ちなみにラオスのビール(ビアラオ?)の「黒」はおいしくていつも飲んでいる。


2010年11月22日 (月)

ウルトラ賑わいの高尾山

日曜日、用事があって、車でよみうりランド近くのお花屋さんに行った。店の主人は40年来のお友達だ。

要件は「抽象洋画、版画作家の豊島弘尚」の絵をどこかに売ってほしいという件。これは自分が買って会社に飾ろうかなっと思うが、・・・考え中。

で、その後に車で高尾山に向かったのだが、「いちょう祭り」か「紅葉祭り」だと思うが、20号線も高尾山も大賑わい。銀杏並木はきれいな黄色に変化しきれいだった。

そこで、高尾山口に向かう車をUターンし、京王線・高尾の一つ手前の駅「狭間」に行って駐車場を探した。でもダメで、今度はJR高尾の一つ手間の駅「西八王子」に行った。そして無事に駐車場ゲット。

そこから電車でJR高尾駅に行って下車し、裏高尾の「小仏」方面のバスを狙うが無し。 仕方ないから一駅分歩いて高尾山口へ。

人は多すぎだよ! 重すぎて山がつぶれないかい??(笑)

でも目一杯歩いて登って、奥高尾方面のもみじ台に着き、日差しの暖かさを感じるいつもの場所を確保し、4時ぐらいの遅すぎる昼食(山ボンベを焚いて即席ラーメンとおにぎり/おいしかったね!)。 紅葉はジャストOK! ススキもジャストOK! 富士山は見えなかった・・・。

で、歩いて下山するのだが、途中からは真っ暗でなんか恐い! 歩数は20,000歩近くあるいたなぁ。

布団の中でネット麻雀をするが、疲れて途中で寝てしまうのでぼろ負け(笑)。


2010年11月16日 (火)

誰か!本探してくれ!!

エル・フィリブステリスモ (反逆・暴力・革命) ホセ・リサール著  を読みたい!!

(勁草書房「東南アジアブックス」岩崎玄訳/絶版) 定価の数倍はするかもね

リサールはフィリピンのナンバーワンの国民的英雄で、19世紀半ばに「ノリ・メン・タンエレ」(我に触れるな!)という小説、その続編としての上記の小説を発表し、スペイン植民地下のフィリピン社会に衝撃を与えた。

「ノリ・メン・タンエレ」は文学的にも優れていて読者を19世紀の世界に引き込んでしまう。 スペインの政治的支配者(総監・・・自衛隊)、キリスト教集団の政治力をも上まわる強権的な支配と搾取、入植した中国人が形成した庶民の上に立つ富裕層。 そしてそれらに支配され泥の上を這っているフィリピン人。媚びをうるフィリピン人、絶望から死へと至る人々、山賊となってこの社会に対峙する人々・・・ 人生模様が多様の表現され、そして歴史が動いていくドラマだ。

かれは、この小説が語っていることは真実であり証明も出来るとしている。

その後、かれはより権力に挑戦的な「エル・フィリブステリスモ」を書いたというが、それらの表現活動は支配者から疎まれ、かれを「死刑(35才)」にした。

この本は一度日本語の翻訳が出たが絶版のままだ。  読みたい読みたい!!!!

探してくれ!!  ・・・ワッチとしては読まない方が苦しいので「薄謝OK」です(笑)・・・

今では、フィリピン国内に「リサール公園(マニラ)でのモニュメント」「リサール州」「リサール通り」 ・・・・ など、色々なところに彼の名はある。また、教科書には必ずこの小説が登場するという。


2010年10月20日 (水)

オタマジャクシのなれの果て・・・感動の最終編(笑)

おたまに手足が出来た。

最初は水草や鰹節ぐらいしか餌をあげなかったが、それは間違いだったかもしれない。7匹のおたまは4匹になってしまった(涙)。しかし、とにかく煮干しにしてから急成長! 尻尾は格好良いくらいのびのびと成長し、立派な手足が生えてきた。

手足は最初は皮膚の内側で成長する。そしてある時、皮膚が破れ一丁前な手足が出来るのだ! もちろん足が最初で、その後に手が成長する。 「煮干し」万歳!

まだこの時期は、水中にいてエラ呼吸であり、たまに「あぶく」を作って水面に口を出して呼吸している(肺呼吸)。餌はまだ煮干しだが・・・・・。1_2

手足が出来るや否や、急激に顔が変わった! おい!いきなり蛙顔だよ!!(笑) しかもこれまた急激に立派な尻尾がしおれ、根っこからちぎれそうな勢い!2_2

どこかのウェブでみたがこの時期は尻尾の栄養で生きているらしい。 また呼吸は肺呼吸のみになったようだ。なぜなら、この時期からは水中に入ろうとしない。・・・・3_2

尻尾が無くなる頃までじっとして食べ物を食べない。そして遂に本当に蛙になった(笑)。本当は「小蠅」など動く動物質の食べ物を用意しなければならないが、どうして良いかわからない。飢え死にを恐れて日々心配だった(汗)

急遽、バナナや桃を買ってきて「小蠅」を発生させようとするが発生してこない(汗)。それでとにかく動くものということで赤虫、サシ(蠅の幼虫)などを釣り道具屋や熱帯魚やさんをまわって飼ってきた。でっかいおじさんが1.5センチぐらいの蛙ごときに翻弄されてオロオロ飛び回る(笑)。

やっと、うにょうにょ動くサシに飛びかかって口に入れてくれる。 しかしちっちゃい蛙なので、当初は飲み込んでもサシは死なないで、また口から出てきてしまった(汗)。また、サシの方が強いのだ。・・・・でも少しは食べたはずだ・・・・・・。5

もうダメだ! 放流しかない。そこでふるさとの高尾の沢に戻すことにした。

蛙になってから観葉植物「ポトス」を入れたら、結構葉の上に乗っかって休んでいた。そのせいかどうか緑がかってきて下の写真のように保護色っぽい。(要拡大クリック!)9

しかし、川には近づかないで草っぱらの方に向かってしまう。そうだよなもうオタマジャクシじゃないんだもんな・・・。しかしちっちゃくてかわいい。

こんなに蛙を愛してしまうなんて・・・私ったら・・・・(笑)。11

では、本当にさようなら・・・・元気でな!!・・・グスン(涙)

君も寂しそうだったね・・・・。木漏れ日に君の影が映ってる・・・。 8


2010年9月 3日 (金)

足が出たおたまじゃくし 

7/24に「オタマジャクシ」について書いた。

今年の6/27に高尾山の水たまりで捕まえたものだ。・・・・当初はどんな蛙になるのかドキドキして見ていたが、それから2か月たった今、やっと足が見えてきた・・・・ これって遅すぎてはないのかい???

で、その経過を記録する。・・・・なんか小学生の夏休みの宿題レポートみたいだな(笑)

(1)最初は、淡い茶色っぽい色で、大きさも1センチも無いようなひ弱なおたまだった。

(2)で、水草と岩を入れて、たまには小さいパン切れなどをあげていた。彼らは水草とパンを食べていた・・・・・・ちっちゃくてかわいい盛りだ(笑)。どんなにかわいい蛙になるのだろうとちょっと興奮。

(3)でも、これで良いのだと思い込んでいたけれども、多少は体が大きくはなるが、なんか物足りない。足が出てこない ・・・・・・不安だ・・・・・。

(4)遂に事件が起きた!! ある日、7匹のおたまが、6匹になっていた! ・・・・空中ジャンプするはずはないので、どうなったか??? ・・・・始まったか? 共食い!! ・・・いやいや、考えるのはやめにしよう・・・・・(涙)

(5)さらに或る日、1匹が死んでいた。(また涙・・) 他のおたまに食べられないようにと早めに埋葬・・・。

(6)そこで登場したのが「煮干し」! 腐りにくい部分を選んで水槽へ・・・。 そしたら、なんと!みんなでついばんでよく食べることよ! (写真1)

(7)そして、急激にでっかくなった! ・・・ ということは、今までの草食系の餌では栄養不良だったってことだ(笑)  ごめんよ!

2_dsc09742

(8)そして、でっけぇな! というぐらい日に日に大きくなり、遂に足が生えてきた!

今では5センチを優に超える大きさになりどす黒くもなった! 今までの「緑色のちっちゃい、かわいい蛙」になる予想はくつがえり、どす黒い「ガマ蛙」じゃないかと暗い気持ちになる成長ぶりである(汗)。

エラ呼吸から肺呼吸に変わってくるプロセスで、水面に空気を取りいれる頻度も多くなり、水面にちょこちょこと上がって水玉をつくってはまた潜る。

写真は煮干しを食べ、にょきっと足が生えている「おたま」! そのうしろは、水草から出てきたタニシと思われる貝で、こいつもでっかくなった。おたまとしては、これから足が成長して機能し、尻尾が退化していくはずだが、どうなることやら ・・・・ふぅ!10_dsc09779

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それにしても、面白い顔しているよな・・・・・・・。というわけで、ちょっと足が出てきたおたまの顔特集。(笑)  クリックして拡大写真を見てね。気持ち悪くなっても当局は関知しないのでよろしく! ・・。

Face


2010年8月23日 (月)

神の警告・罰

フィリピンの新聞に異常気象を感じるかという意味のアンケートが発表されていた。

「感じる人」は首都圏では84%と多い。これは日本だけでなく世界的な異常さの現れだろうが、環境(干ばつ、台風来襲)だけでなく家族生活を脅かす驚異としてとらえられている。

で、この環境破壊が起きた原因だが、「神の警告・罰」ととらえる人々が21%で、それに続いて「自然の営み」14%と続く。 カトリックの国らしい統計だが、いずれにしても「神=自然」ととらえれば、もっともな統計だ。


2010年8月21日 (土)

9月から英語教室に・・・・入ってしまった(笑)

9月から、小さな英語教室に入学。理由は「ある企みがあるから・・・・」

直接の目的は、マンツーマン授業にしてもらって、自分のはちゃめちゃ、行き当たりばったりの英語を正しくするため。

かわいらしくて、若々しい生徒ではないし、先生より年上かもしれないし、お構いなくガチャガチャ質問する図々しい生徒になってしまうだろうな ・・・ よろしくね、先生!(笑)

がんばらなくっちゃ!


Twitter に登録してしまった(汗)

https://twitter.com/PICO_NET

続けられるのかな? 携帯からもつぶやきができるし・・・何とかなるかも。

PICO(会社)としてのつぶやきも社員の協力でやってみようかしら・・・・?


2010年8月17日 (火)

世界は人間なしに始まったし、人間なしにおわるだろう

気になるフレーズはネット検索でわかった。

「世界は人間なしに始まったし、人間なしにおわるだろう。」

これは、昨年亡くなったレヴィ=ストロースという人類学者で「悲しき熱帯」という著書にあるらしい。

訳者/川田順造氏の解説では、・・・・・・・・・・(ウェブで見た)

「人間のおごりを静かに戒める、これほど簡素で、だが決然とした言葉がかつてあっただろうか。その壮大な世界把握の前には、いわゆるエコロジストの運動なども、人間中心主義の一つの戦術として、色褪せてみえる。」(「なぜ狂牛病とレヴィ=ストロースか」)

●以下、勝手な理屈・・・(笑)

自然史(宇宙史・・・)はその法則性を保ちながら連綿とその自律的運動を進める。その一時期に地球史、地殻史、生物史、人間史がある。

そう考えると人間がどう考えようが、どうあがこうが、「世界は人間なしに始まったし、人間なしにおわるだろう。」ということになろうか? それは、当たり前と言えば当たり前だが悲哀を含んだ人間の運命を感じる。

でも、もう一つの考え方がある。・・・・ 「人間なしに”史”というものがあるだろうか? 人間がいるから宇宙史もあるんだ」 とも言える。要するに人間なくしては全てのものは無意味であるし、それが存在しているとも言えない。

はっはっ、これこそ哲学の永遠なる争点である唯物論と唯心論なのか?

●今は眠たいのでこの話は終わり・・・。


2010年8月10日 (火)

気になる一言

夜遅くに寝る準備をしながらTVで映画を見ていたら、

「世界は人間なしではじまり、人間なしでおわる。・・・」というフレーズがあったような?

 「人生は奇跡の詩」2005・イタリア の映画だが、よく見てなかったので意味がわからなかった。・・・・気になる・・・・。ストーリーは愛する女性が植物的人間となってしまったが、それでも話しかけ、色々のことをしてあげるストーリーで、彼女は復活する・・・・。 というところだけはわかっていたが、後は見ていなかった。

気になるから探してみようっと。


2010年8月 4日 (水)

あっち、こっち・・・ロンシャン

今年2月ぐらいから目の調子が悪い。考えられるのは「パソコン」「読書」「携帯のオンライン麻雀」(笑)、そして「花粉症で目をこすりすぎた」のが原因か?・・・・ろくでもないな。

おかげで(誰のおかげじゃ!・・・・By myself じゃ!)、左目は急速に近眼が無くなって老眼が進み、右目は従来と変わらない形で、それぞれの目が勝手に行動をしてしまう・・・。 外見は変わらないが、裸眼で左は1.0近くまで良くなり、右目は0.3で視力のロンドンパリ!(あっちこっち/ロンドンシャンハイ=ロンシャン?) 

結果、近くで読書する時は左目がぼけていてバランスがとれない。片目で読んでいるようで、本を読んでいても内容に集中できない。おかげで目だけでなく頭の中身もロンドンパリ!(あっちこっち/ロンドンシャンハイ=ロンシャン?)  

まぁ、そういうわけで、読書とPC用の眼鏡を新規に調達した。 いわきの眼鏡は高いけど、目は大切だから、・・・・。

じじい、だ!!! ・・・・・(涙)    「ロンシャン」は近い遠いでの造語。


2010年8月 1日 (日)

オーシャンズ (1)疑問(2)思いあがり?(3)イルカの過去

(1)疑問

「オーシャンズ」を見た。

海ってなに? という少年の問いからそれは始まる。

感動的な美しさと神秘さを込めた風景、生物の生態。そこから生まれるいろいろの決定的瞬間を良くとらえてはいた。 「スッゲー!」と言わざるを得ない海の生物たちの生き様は面白い。

どこの世界の生き物であれ、彼らは弱いものを襲って食料とし、そして生き延びる。 しかしまた、その彼らの前にはさらに強い動物が現れ、その食料となってしまう。 殺し、殺されて、その個体自身は、永遠の繁栄を許されることはない。 この食物連鎖という絶対的な運命のなかで、それぞれの動物は狭く、小さく、そして短い命をエンジョイしているということか? それで世界はバランスが保たれているのだろう。

しかしどこか腑に落ちない気持ちが残る。それは、海の生物を殺害する「人間の悪行」についてである。     この海に、外部の人間が入り込み、思いっきりの欲望によってバランスを壊しているという。

(2)思いあがり?

では、海を見つめている我々、人間とは一体なんなんだ?

もちろん、人間は地球の表層・陸の生物ではあるが、海にも深く、空にも高く活躍し、空想し行動を組み立てることが出来る生物だ。

そして、生命を人生としてとらえ、楽しんだり、悲しんだり、悩んだりしてしている独特の生物でもある・・・・かもしれない。しかし、我々もまた食物連鎖の中の生物だ。 

宇宙の神秘ははかりしれない未知の法則性に従って流転・推移する。 その中の微少な一つに過ぎない地球という星の表面で、いろいろの生命体がこれまたそれぞれの運命を背負って流転・推移している。 人間はその一つに過ぎない・・・。

地球の表面(海も含む)の歴史:自然史では宇宙の大きな変動でその体系が崩されない限り、食物連鎖とそのバランスの中で生きている。

肉食獣の王者ライオンですら腹を空かせて「猟」をはじめる。 だが食が満たされている時、けっしてムダな殺戮は行わない。 その自然さが動物を絶滅に導かないし、草食動物をも含めて共生の繁栄をもたらしている。

人間の猟もかってはそうであった。マタギは猟に出かけるときには必ず恵みをもたらす熊への感謝お祈りをして出かけ、かつ必要分の肉以上の猟はしない。まさに宮沢賢治の世界である。

「熊。おれはてまへを憎くて殺したのでねえんだぞ。おれも商売ならてめへも射(う)たれなけぁならねえ。ほかの罪のねえ仕事していんだが畑はなし木はお上のものにきまったし里へ出ても誰(たれ)も相手にしねえ。仕方なしに猟師なんぞしるんだ。てめへも熊に生れたが因果ならおれもこんな商売が因果だ。やい。この次には熊なんぞに生れなよ」(なめとこ山の熊/宮沢賢治)

しかし、科学技術の発達は人間の根性も変えてしまった。 それは「自然」をも支配できるという思い上がりである。 しかし、その思い上がりも自然の法則性のもたらしたものとすれば自然という神は「人類史」末期の症状を準備しているとも言えるのだが・・・。

人間はその強さをほこり、世界は自分のためにあるという錯覚を持ち始めた。 それが企業競争、企業利益を全てに優先させることでもたらした「乱獲」である。

(3)イルカの過去

今から40年以上前の頃、沖縄はアメリカの占領下にあった。だから沖縄旅行は外国旅行であり、パスポートが必要であったし、車は右側通行であった。 その沖縄に滞在していたある日、旅館のおばさんがいきなり「海岸に行ってみなさい!」と、部屋に飛び込んできた。 なんだ?なんだ?とあわてて海岸に行ったら、なんとイルカの大群が湾内に入っていたのである。

漁師たちはドタドタと漁船、ボートに飛び乗って海に出る。その数は数十隻にもなった、手には原始的な銛を持ちイルカを狙う。船がない者は銛だけを持って海に飛び込む。 イルカに銛が刺さると小さな船は引っ張られ漁師が海中に引きずり込まれる。 まさにこの死闘が湾内の至る所で繰り広げられた。・・・・・

やがて湾内は「真っ赤」と言っても良い血の海に変わった。写真は当時ゲットした記念ポストカードの写真だが、このカードそのものに海の色は血の海となっていった。沖合にみえる青海原からの色変化である。6_hagaki

湾内に追い込まれたイルカの集団は、殺され捕らえられ次々と海岸に並べられていく。・・・・ その時の新聞によると百数十頭以上が捕獲されたらしい。(写真は当時の新聞切り抜き)1_news_edit

漕ぎ出した船に乗れない人々も、それぞれ銛を持って海に入って待ち構える。/以下は旅行時の写真2_kaitai

イルカは猟師たちによってさばかれ、解体される。おそらくはそれぞれの部位に切り分けられ、それぞれの利用に供されるのであろう・・・・。 かわいそうだが、この地方の人々の生活にとって彼らは必要だったのだ。

漁師たちのたくましい戦いの姿に感動し、敗者イルカたちに哀れみと感謝を感じる。しかしまた解体作業の中で、どこかにそのむごたらしさや矛盾をも感じ、そして人々の生活があった。3_kaitai_2

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・・・・しかし、はじめて見聞したこのイルカ捕獲と解体ショーのなかで、腹を切り裂かれた出てきた小さな子供イルカの死んだ姿が忘れられない。 そして、おそらく誰もが「かわいそう」と思ったに違いない・・・。5_kaitai_2

それから数十年経った今、多くのところでこのような捕獲はなくなった(完全ではないが・・・)し、今ではイルカウオッチングやコミュニケーションが盛んだ。イルカへの愛し方も変わっていき、保護活動も盛んになった。

しかし、過去となりつつあるこの時代の歴史はなんら非人間的ではない。この時代の必然性であり、人々が生きていく生活の一環であっただろう。生活と密着していたこの時代の、この場合は、「乱獲」とは言えない。

つづき --------------


2010年7月24日 (土)

七匹の侍・・・・いえ、七匹のおたまじゃくし

6月の高尾山で湧き出す水の先の小さなたまり場に「オタマジャクシ」がいた。 淡い茶色っぽい色で、大きさも1センチも無いようなひ弱なおたまだった。・・・・・・で、かわいいのでその中から7匹を捕まえ、空いたペットボトルに入れ、そっと家に持って帰った。 

最近では2センチぐらいに成長し、いよいよ足が出てくるのではと言う勢いだ。で、今のうちに写真を撮っておこう・・・・。

水草と岩を入れて、たまには小さいえさ(パンなど)を入れてあげている。当初から言えば随分と肌が黒ずんで、倍ほどに大きくなってきた。

写真はクリックして大きくして見てね。

・・・大人になったのか?・・・・いえいえ、オタマジャクシは「かえる」の子/赤ん坊!(笑)

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お腹は見ての通り透けていて中身が見えている。一体どんな「かえるちゃん」になるのだろう・・・・・?  調べればわかるかもしれないが、見て、想像していた方が楽しい。Otama_1

口も大きくなり、指を入れるとくちゅくちゅと突っつかれてこそばゆい。尾もすっきりとして、美形で綺麗だ。 きっとスキッとした綺麗なお姉さんになるぞ! ・・・ん? 「かえる」か~(笑)  うしろのペットボトルには大きな水草がばらけないように納めてあり、下部に大きな穴を開けて、おたまもそこに入って水草を食べることが出来るようになっている。     右側の2匹はペットボトルの中。 この写真は10センチぐらいの虫眼鏡(凸レンズ)を通してカメラに納めた。良いレンズ、買いたいな・・・・。Otama_3


2010年7月21日 (水)

忙しい・・・・  悪い奴の告白(小話)

やたらと暑い夏なのに、仕事は忙しくなってきた。 お客さんが喜ぶ仕上がりにバシッときめて、売上もグイッと上がって、みんな丸~くなって、この忙しさを乗り越えたら良いな・・・。

忙しさの中で、機械が壊れない、怪我をしないように・・・ 神だのみでもするか! でも日頃の行いが良いわけではないから・・・神さまは無視するかもな~  しょちゅう登ってる高尾山の神はちょっと聞いてくれるかもな・・・。(笑)

そこで、思い出したお話・・・(前に読んだ本でゲットしたお話のアレンジ)

キリスト教では悪いことを教会で牧師さんに「告白」する儀式がある。そこで告白して神に許しを請うのである。そして悪いことをした人は等しく許されることになる。

・・・・ある人(Bさん)が「Aさん」から仕事を頼まれ、しかも前金をもらった。 しかし、その後にその仕事をしなかったばかりか、お金も使ってしまった。 そのBさんは自分が悪いと思って、教会に行って告白し、マリアさまに何度も許しを乞うたのである。 そして彼は天の神さまには「許された」と思った、・・・というか一番偉い神さまだけには自分を許してほしかったのである。

その後、仕事を頼んだAさんが現れ、Bさんに「出来たかい?」っと聞いたら、Bさんはすっきりと「出来なかったよ、ごめんな! お金も使っちゃった・・・」と言ったという。  もう神さまは許してくれたし、罪は拭ったので、すでになんの罪意識も持ち合わせていないで、明るい顔だった、・・・とさ。(笑)

忙しさの夏のあとは「英語」のお勉強でもをしようかな・・・これ、決心のみか?

 ( -_-)ノ ---===≡≡≡ 卍 シュッ!


2010年7月20日 (火)

バーベキュー大会

一年ぶりに新木場の「夢の島」バーベキューに行った。100名を超えるバーベキュー大会だ。しかも若者ばっかりで最長老・・・・はは!

食材準備でのワッチの役割は、バーベキューに最適のエビの調達だ。 ニュースなどから聞くところによれば、メキシコ湾での油田設備の故障で大量の原油が海に流出し、それが海産物、エビの収穫に深刻な打撃を与えているという。 実際、その影響かどうかはわからないが毎年買っていた大きなエビの入荷がストップしていた。

そこで、前にも購入した場外市場(卸も扱う)に直接電話して我々がゲットできるエビ(100尾)はないか問い合わせした。そしたらワッチのことを覚えていてくれて、親切にも「前の年より1センチほど小さいがバーベキューには充分だから」と送ってくれると言う。・・・それで無事にゲット!

おいしかった。エビは良く焼いて脳みその部分も賞味するのがプロだ! 新宿名物の「大海老」もそうしている。

正午頃の暑い日差しを受け、「年寄りなんだから熱中症に気をつけろよ」と余計なことを言われ、でも、大きな口を開けてビール、そして肉や魚、エビをほおばり込んだ。

楽しかった。 ・・・でも、太陽の下は気持ちいいが疲れる。 真っ昼間に酒を飲んだジジイが疲れた足取りで東京都を横断する電車で帰って行った・・・。頭は日焼けで真っ赤・・・。(笑)


2010年7月12日 (月)

発見! ナナフシモドキ!

高尾の山道を歩いていたとき、道ばたでなにげに動いている「枝」を発見。

カマキリの一種かなっと思ったが、なにかおかしい・・・。それがあわてて森に入っていって、あっという間に見えなくなった。 しかし見えなくなったのは見事な擬態であり、それは小枝に化けたナナフシ(ナナフシモドキ)であった。

普段は擬態にまどわされて発見自身が難しいので「ラッキー!」だ。 ちょっと突いて見ても一切動かないで擬態に徹している。

         わかるか? これが擬態・・・Gitai_2

ちょっと体を突っついてもされるがままにして動かない・・・。Gitai_1

その後、枯れた小枝のなかに・・・同化していった・・・・(笑)

かわいい、な! 一体、何考えているんだろうね・・・(笑)Gitai_3


2010年7月 7日 (水)

ISO9001

来週ISO9001の維持審査だ。そのおかげで昨年からの会社の動きを見直し、書類を整えることに忙しい。でも、全社員規模でのこの作業、「自分、会社を振り返る」ということと「次のことを考える」ということの作業は大きな会社の推進力と成る。全社員でお互いをチェックしあう「内部監査」もしかりだ。

だれも助けてはくれない。自分を律してがんばることがもともとの人生であるのだから、その為に利用できるならこの国際規格もまんざらではない。

・・・ あれ、固いな・・・(笑)。


2010年7月 2日 (金)

体が痛い・・・。

3日前から足、腰全体が異常に痛かった。 全体に締め付けられるような痛みで、どこが痛いのかというポイントはない。 じっと座っていることができなくて、立ち上がっているか、歩いている方が痛みを感じない。 また、夜寝るときに、上を向いてては余計に痛みを感じてしまい眠ることができない。かわいい小猫っぽく横になって体を丸めて、何とか寝るのだが・・・・あまり眠れない・・・。 原因は不明・・・・。

それで、昨日は仕事が終わってから少し散歩した。お風呂にはじっくり入って体を温め、お酒もほどほどにたしなみ、その後は貼付剤を「爺さんらしく」足腰にはっつけた。(笑) そして、「爺さんらしく」よっこらしょ!と早々に布団に入った。

心は人生の終わりを感じ、心悲しく、感傷的な気分でもあった。考えてみれば、その昔、ラグビーをやっていたときに試合中の脳しんとうでポッカリと記憶を失い、夜になっても回復せず、もうやばいと感じてそっと遺書を書いたときがあったな・・・ガキのくせに・・(笑)。

しかし、昨日の夜は、何がどう効いてきたのか・・・上を向いて寝ることができた。そしてグッスリと眠れた。 よく眠ることができたら、朝はなんとさわやかなことか・・・・痛みも劇的に引いていたのである。

おい! あれはなんだったんじゃい !! ・・・・まあ、体には気をつけよう・・・。  そういえば、一週間前に人間ドックに行ったんだっけ? 結果はもうすぐ郵送で来るが異常はないだろう。


2010年6月29日 (火)

尾瀬&日光 その2 (おわり)

で、日光は遠い昔に行ったことのある「日光江戸村」へ。 イベント内容等はあまり変わらなかったが、以前より垢抜けていて面白かった。

あとは、定番の観光コース/日光東照宮周辺、華厳の滝へとまわった。

いろは坂の上あたりでは、事前に聞いていた「◎◎豆腐店/工場」を探した。

・・・じつは10年ほど前にも行ったのだが、そこはお土産物やさんのみならず当地のホテルにも豆腐製品を卸している豆腐工場である。
要するに、かの有名な「日光湯葉」の真性の製造卸元である。
この探し当てた工場(店舗になっていない)で、「引き上げ湯葉」を購入。

「引き上げ湯葉」は煮立てた豆乳の表面にできる湯葉をつまんだ格好で引き上げたそのままの湯葉だ。日持ちは極端に悪いので、その日の湯葉はその日に食べるのが原則で、在庫はなく予約しなければ手に入らない場合がある。

・・・・・その湯葉を、充分の氷と冷蔵容器に入れて売ってくれた。 そして2日以内には食べなさいという。 東京に帰ってから早速賞味したが、めっちゃおいしかった(満足!)。  最初はそのままで賞味、次に醤油を少し付けて、そして、わさびを付けて ・・・・ これは、わざわざにでも買いに行きたい・・・・・・。

今回は「尾瀬ヶ原散策」と「引き上げ湯葉」がヒットであった旅だった、な。

明智平より華厳の滝、中禅寺湖を望むNiko_11_2

意外と地味に見えた陽明門/外人さんが一杯見学!Niko_10_2

神馬(白馬)の厩舎/左甚五郎の三匹の猿・本当に白馬がいた。それにしても、「見ざる、聞かざる、言わざる」の意味は思い出さない・・・。でも本当は「四猿」(しざる)というのがあって、お猿さんが両手を股間にあてているそうで、・・・(笑) 
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2010年6月28日 (月)

はっはっ・・・イイオトコ!

なぜかラグビー写真の全てを無くしてしまい、友人から2枚だけもらった・・・もっと良い写真あったんだけどな・・・。それにしても懐かしい写真だな・・・。

私はどこでしょう? ヒント:毛があって、今より20kg(笑)やせているが背は高いWeb_1

       拡大写真/真ん中(偉そう~だが、下手プレーヤー)Web_2

2人をぶら下げて・・・・直ぐにつぶされたろうな・・・ (:D)┼─< ばったりWeb_3


2010年6月21日 (月)

あっ、パックンフラワー !

高尾の紅葉平付近・・・  2010/06/20

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2010年6月17日 (木)

高尾の天狗/写真

悪に怒る高尾山薬王院の御本尊・飯縄大権現のお姿?

お参りに訪れた若いカップルの会話 「いつも怒ってたら疲れるのに・・かわいそうね」

                           大天狗Tenngu_2

                            小天狗Tenngu_1 


2010年6月12日 (土)

尾瀬&日光 その1

6月6~8日、気分転換と休養に「老神温泉(oigami)」&「尾瀬」と「日光」に行った。

尾瀬は6時間位歩いたが、日帰りなので長いコースは廻れないので一般的なショートコースだ。 

◎戸倉の第一駐車場--タクシー・バス11㎞--◎鳩待峠--3.3㎞--◎山の鼻小屋--2.2㎞--◎牛首分岐--◎同経路Uターンで戸倉駐車場。

せめてヨッピ吊橋というところまで行きたいと思ったが、無理だった。でもワッチの「日頃の行い」が良いせいか(笑)崩れるはずの天気も大陽ががんばり、晴れやかな気分で湿原を歩くことができた。

尾瀬ヶ原を守り続ける至仏山(しぶつ) 2,228m、まだ雪を抱えている。Oze_16

至仏山と並んで尾瀬を代表する燧ヶ岳(ひうちがたけ)を望んで・・・。Oze_2_2

尾瀬湿原の中で生まれる池を「池塘(ちとう)」と言うらしい。
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その池の中に生まれる「浮島」/ゆらゆらと浮いている風情だ。 その背景には「白樺の林」が中景を構成し、さらに遠景には「燧ヶ岳」が雄大で美しい稜線をつくりあげ、すばらしい風景を創りあげる。このまま朝、昼、夕景、そして四季を経験してみたいな。Oze_4

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やはり尾瀬に来たらミズバショウには会いたい・・・・・Chu! Oze_1

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2010年5月31日 (月)

電子書籍

不安・・・ 日経新聞 5/28 を読んで。

●廣済堂でベストセラーのビジネス書をiPhoneに配信しようとしたところ文中の「酒」「たばこ」の記述が審査に引っかかり配信拒否(結局「12才以上」の条件付きで販売)

●電子出版制作会社ボインジャーが大手出版社の委託で「漫画458作品」をiPhone向けに配信しようとしたところ、「161作品」が拒否された。

●アップルは「1企業であるが、世界的に大きな影響力」を誇示する地位にある。 その企業が作成されたソフトを審査し、法律的な問題のない作品を「掲載拒否」「ゾーニング要求」するのは、企業の「自由」ですませられるのか? 

今後の大きな問題だろうな・・・・。 特に、iPadの登場で問題は大きくなるだろう。 


2010年5月26日 (水)

美しいマングローブ/海の森

海の森/マングローブ群生の植物70種のうち11種が絶滅の危機にあるという。また、その森の20~35%が消失しているという。(日経新聞20100518夕)

何かにつれフィリピンに行っているので海岸でマングローブを見かける。 マングローブとは特定の植物名ではなく、熱帯、亜熱帯地域での、静かな遠浅の海岸、淡水と海水の入り混じる河口域などに群生する特有の性格を持った植物群を指すという。

マングローブ自身については「マングローブ入門/海に生える緑の森/中村武久・中須賀常雄著/めこん出版」にたよって紹介している。

美しいサンゴと海岸に群生するマングローブが海を守り、生き物を育てて共生している。そこに住む東南アジアの人々は、エビ・カニ・魚、そして鳥等の動物などとともに生きているという。

写真は、パラワン/プエルトプリンセサ/ホンダ湾の、典型的ではないかとも思われるマングローブ群だ。ここの島々は白砂の海岸で、海は波がなく静かで美しい。ボートを漕ぎ出せば海底のサンゴや魚の群れも見え、島を囲むマングローブ群にも会うことができる。200810_palawan_4 200810_palawan_1200810_palawan_2_2

ニッパハウスで有名なニッパヤシは、葉が地面から直接根付くような独特な植物だが、これもまたマングローブの一種(亜流?)だ。 それはどちらかというと陸に近い方(後背地)で、大きな河口周辺からなだらかな流れの川上に向かって叢生する。おそらく塩分濃度のの少ないエリアでの植物なのだろう。201002_nipa_8

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この河口域を住居とする人々は、(1)ニッパの葉を「屋根」「壁」等の材料、(2)葉の軸部分は「棒」「細い柱」、(3)パイナップル状の果実は「生食用」とし、(4)そして花軸の樹液からは「お酒」や「砂糖(?)」を作り出すという。 また、(5)河口域から海にかけて、漁師はそこに生息するエビ・カニ・魚を求め、バンカーボートを繰り出し細々と生計をたてている。201002_nipa_3

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決して「豊かな生活」とは言えないし、実際には漁しか仕事がないので若者は都会へと流れてゆく。それがまた都市でのスラム形成の要因ともなっているのだろう。 さらにこのマングローブ群でさえも「日本をはじめとする世界的なエビ需要」等によって漁場が荒れ、生態系が犯されていくというのが実際のようだ。

何とかしなければならないのだろうな・・・・。


2010年5月19日 (水)

高尾山の今

桜の木

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木々

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大天狗

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携帯での支払い

細かい金がないので携帯IDを扱う(頭に表示されている)タクシーに乗った。「IDで払います」と最初に言ったのだが・・・「あっ、・・・はい」と返答が来た。なにかおぼつかない。

目的地について代金を支払う段になって運ちゃんは「えっと、・・・IDってなんですっけ?」ときた。(笑) 携帯読み取りの機器は確かに見当たらない・・・。そして、探してあげて助手席のもの入れに入っていたのを見つけた・・。 そして悪戦苦闘・・・無事に携帯を読み取った。

どうやらこのタクシー会社は不景気で他のタクシー会社に買収されたらしい。だから、慣れていなかったのかも・・・。

まったくもう!現金で払えば良かった・・・夜中の酔っ払いさんのご機嫌なご帰還なのに・・・・(笑)


2010年5月18日 (火)

都条例

「どうする!?どうなる!?都条例」の集会(豊島公会堂)に行った。・・・面白かった。

人間は上半身と下半身があって人間じゃ! 新宿にしろ吉祥寺にしろ「街」でさえ上半身の塊(ショッピングやお食事)と下半身の塊(歓楽街etc)がある。下半身世界に異常に反応して拒絶する「美しい人々」は人間ではないし、子孫もできない(笑)。

まっ、そういうわけで犯罪と性表現の自由に関する統計にも反する余計な支配思想をもって、「表現の自由」、また「人間だからこその空想、夢想そして自由な思惟」にとって、それを規制する余計な条例を作るな! 間違った「表現規制」は人間の人間らしさを表現する自由を殺すものだ。


2010年5月11日 (火)

「仮面の群れ」

フィリピン大統領選挙は、アキノ一族が勝利した。

アロヨはマカパガル元大統領(1961-1965)の娘、アキノはアキノ元大統領(1986-1992)の息子、副大統領候補のロハスは、ロハス元大統領(1946-1948)の孫。議会の中では、マルコス元大統領(1965-1986)の息子、エストラダ元大統領(1998-2001)の息子、アロヨ大統領(2001-)の息子など一族支配が濃厚な政治家たちだ。 要するに、利権を握り、社会的に地位のある富豪がフィリピンを代表しているのが現実だ。 だから現状のフィリピン政治からは利権争い、汚職はなくなることはない。

ゲリラ、テロ、そしてリベラリストの暗殺事件等絶え間ない争いがその底流を走っている。

最近、集中して日本語に翻訳されたフィリピンの小説類を探して読んでみた。 しかしフィリピンでの「世界的作家」というのはやっぱり中流以上の生活(階層)レベルの方々なようで、文学作品としてはタガログ語よりも英語等で著述している方が多いようだ。(印象)

今のところ、完全なイメージで「民衆」を描くことができたと思われるものは、「マニラ/光る爪」(エドガルド・M・レイエス/めこん出版)だけな気がする。そして作品の印象は重く、いかんともしがたい陰鬱さと倦怠感を伴う・・・。 それは一律の理論的思惟によっては把握しがたい重さと深さと混沌さを持っている。

それは、人々を階層、階級だとかにクリヤーに分類し、整理しようとしたがる中流層の知識人にとっては、その深層を把握しがたいだろう。

「仮面の群れ」「民衆」(F.ショニール・ホセ選集/めこん)も、現代史の底流層とエリート/支配層(仮面)の群れとの間を人間の心が交差し、真実を発見しようとする大河小説形式のストーリーは面白い。

民衆は理論・小説を読んで行動しない。理屈はないが社会に対して「即物的」「直感的」に対応する。しかしそれは総合すると純粋にして脚色のない歴史行動となる。

この純粋にして脚色のない歴史行動が最後の勝利者だ。 

理論家、小説家・・・は、その歴史的行動の後追い脚本家に過ぎない。(?)


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